1. 臨床検査技師は副業できるのか
臨床検査技師は副業できるのかについて、冒頭にあったように「副業しても良いのか」と「臨床検査技師と並行して副業はできるのか」の2つに分けて解説します。
まずは「副業しても良いのか」ですが、それは立場と施設によって違います。
立場と言うのは、「公務員であるかどうか」です。
国家公務員法第一〇三条で「国家公務員は営利を目的とする企業や団体の役員等との兼業や自営業ができない」と規定されていますので、市民病院や国立病院に勤務している公務員臨床検査技師は法律で副業を禁止されています。
また、公務員以外の臨床検査技師は勤務する施設によって就業規則が違いますので、就業規則で副業が禁止されていればダメですし、そうでなければ大丈夫です。
副業をする前には必ず自施設の就業規則を確認するようにしましょう。
「副業しても良いのか」でいえばこのようになり、公務員臨床検査技師は副業をしてバレたら法律違反になり罰則が重たいので、副業に手を出すのは絶対にやめましょう。
そしてこのブログを読まれているであろう、臨床検査技師の大多数を占める公務員以外の臨床検査技師のみなさん。
おそらくみなさんの施設では就業規則上、副業を禁止されているでしょう。
就業規則で副業を禁止されているからといって副業をあきらめますか?
あきらめる気はなく、なおかつ副業をバレないようにやりたい想いがあるからこそ、このブログに辿り着いたのはないでしょうか。
少し穿ったことをいいますが、逆に公務員以外の臨床検査技師ではいくら就業規則で禁止されていても法律違反にはなりません。
就業規則を無視して副業をしろといっているわけではなく、副業がバレる要因は決まっていますのでそれを回避していればいちおう可能ですよ、といいたいのです。
ただし、バレたら何かしらの罰則があり、軽ければ注意のみ、重ければ解雇の可能性もありますので、もし副業をするならリスクを承知の上でやってくださいね。
次に「臨床検査技師と並行して副業はできるのか」について解説していきます。
結論から言うと「余裕」です。
臨床検査技師は何かと恵まれており精神的負担も少なく、プライベートの時間も確保しやすいのでむしろ副業に向いた職業といえます。
詳しくは次のブログでどうぞ。
臨床検査技師は恵まれた環境で仕事ができて、病院勤務ならば待遇も良いです。このブログでは臨床検査技師がどう恵まれているのか具体的に7つに分けて解説します。「これから臨床検査技師になろうか迷っている人」、「現役臨床検査技師で悩んでいる人」は必見です。
やはり時間が確保できなかったり、肉体的・精神的にキツかったら副業どこではないのでおすすめしませんが、わりと臨床検査技師は余裕があるはずですので副業することをおすすめします。
バレない副業の仕方は次の項で解説しますので楽しみにしていてください。
ウエノ