1. 【Web系プログラミングで月5万稼ぐ方法①】クラウドソーシングで稼ぐ
まずはWeb系プログラミングで月5万稼ぐ方法①として、最もメジャーな方法をご紹介します。
それはクラウドソーシングを利用することです。
クラウドソーシングとは、発注者と受注者を仲介してくれるサービスであり、特徴としては「案件が集まっている」ことと、「契約が終了して支払いが発生したときに仲介料(手数料)を取られる」ことです。
ですので選べる案件は非常に多いですが、その分報酬を受け取るときに仲介料として10%~20%抜かれるのがクラウドソーシングというサービスです。
クラウドソーシングで有名なサービスといえば「ランサーズ」や「クラウドワークス」あたりでしょうか。
ランサーズでいえば、例えばこんな感じですね。
中段のWebサイト制作なら10万~20万円の案件です。
Webサイト制作のスキルがあればwebサイト制作だけでなく、バナー制作やWebサイトのデザイン制作など手広く受注することができます。
ただし、画像を見ればわかりますがWebサイト制作ならば26件の提案があります。
ということは26人のエンジニアが応募している状態ということになります。
その中から1名しか選ばれないわけですが、あなたはその1人になることができるでしょうか。
答えは「非常に難しい」です。
普通に応募したならまず選ばれることはありません。
なぜそう言い切れるのでしょうか。
その答えは提案の仕方にあります。
提案には大きく分けると3種類あり、それが鍵を握っています。
まず1つ目のタイプは「実績豊富の強者エンジニアが提示価格または少しお安くした状態で提案」するタイプです。
発注者からすれば一番安心のできるタイプですよね。
2つ目はのタイプは「実績が1桁またはゼロのかけだしエンジニアが報酬ほぼゼロで提案」するタイプです。
発注者の提示金額では受注できないのを知っていますので、案件または実績欲しさに無料で提案するタイプです。
そして3つ目のタイプが「新規参入者がほぼ発注者の提示金額通りで提案」するタイプです。
クラウドソーシングについて知識がなければまず3つ目のタイプになりますよね。
この3つの中で3番目が選ばれる確率はどのくらいでしょうか。
ほぼゼロに等しいですよね。
ですので先ほど「非常に難しい」と回答したのです。
みなさんはまず2番目のタイプになるしかありません。
「でも2番目のタイプにしたら稼ぎがなくてタダ働きじゃないか!」と、言いたくなると思います。
たしかに無策に提案すればタダ働き同然になってしまいますが、稼ぐにはコツがあるのです。
それは「継続案件を前提にタダ同然で引き受ける」ことです。
「継続案件」と聞いてもピンとこないかもしれませんので具体的に解説しますね。
継続案件というのは、「Webサイトの保守管理」のことです。
Webサイトは作ったら終わりではなく、その後「ページ追加」や「ページ修正・変更」、そして「プラグインの更新」や「サーバー管理」が絶対に必要になってきます。
それを継続案件としてあなたが保守管理をしてあげるのです。
発注者側がそのプランを決めるのではなくて、あなたが事前に保守管理サブスクプランを用意しておいてあげて、それに入会してもらうことを前提に仕事を引き受けるのです。
これは発注者側にもあなたにも嬉しい、WinWin関係になりますので必ず用意してあげましょう。
発注者は素人ですので、保守管理が必要なんて知りませんし、そんな難しいことやってられません。
そこであなたが代わりにやってあげるのです。
これが上手く契約できればWebサイト制作費用を回収できるだけでなく、長く続けば続くほど費用が入り続けますので最終的にはお得になります。
さらにサブスク会員が増えるほど自動収入が多くなりますので、必ず入会してもらいましょうね。
ということで考え方としては、クラウドソーシングは発注者との「出会いの場」として認識しておくと良いでしょう。
間違ってもクラウドソーシングの売り上げだけで食べていこうとは考えないことです。
案件に提案するときに受注金額とコメントを入力できますので、素人でもわかるように懇切丁寧に書いてあげましょう。
もしくは自分の仕事用WebサイトのURLを書いておいて、詳しくはそのリンクを辿ってもらうようにしましょう。
入会してもらえないなら素直に手を引いて他の案件を探すことが鉄則です。
最後にいちおう相場を教えておくと、クラウドソーシング内の1Webサイトの制作費用は10万~20万、普通のWebサイト制作なら20万~100万もしくはそれ以上、継続案件については作業内容やあなたの価格設定次第ですが、月に1万~10万くらいが相場です。
継続案件だけで考えても2~3人契約しておけば、月に数時間の稼働だけで安定して5万くらい簡単に稼げます。
発注する側の心理で考えてみればわかりますが、基本的には「安心して任せられるか」もしくは「安く済ませられるか」で天秤にかけています。
ウエノ